電話回線の仕組みとは?
2021/12/15
日常生活で当たり前のように使っている電話ですが、そもそもどのような仕組みでできているのでしょうか。
今回は、電話回線の仕組みについて見ていきます。
電話回線の種類によって異なる仕組み
電話回線の仕組みは、種類によって異なります。
アナログ回線
いわゆる昔からある電話回線です。
ダイヤルを回してかけるダイヤル回線と、プッシュボタンを押してかけるプッシュ回線の2種類があります。
同じアナログ回線でも、ダイヤル回線はパルス信号を用いるのに対し、プッシュ回線は周波数信号を用いる点が違いです。
ダイヤル回線ではジジーっという音がし、プッシュ回線はピッポッパという音がします。
デジタル回線
ISDNとも呼ばれる電話回線で、デジタル信号によってデータの送受信を行う仕組みです。
インターネットが普及し始めたころ、主に使われていた電話回線ですが、2024年にはサービスの提供を終了するという話も出ています。
光回線
光ファイバーケーブルを使用した電話回線で、今や最も主流となりました。
光の点滅を利用し、デジタル信号で送受信する仕組みで、3つの電話回線の中では圧倒的に通信速度が速いのが特徴です。
パソコンやスマートフォン、テレビ放送など、さまざまな媒体が多くのデジタル信号によって情報交換をしている現代社会では、膨大な通信を捌くことができる通信網として定着したのも納得ですね。
まとめ
電話回線は主に3つの種類に分かれ、サービスが終わる可能性があるものも含まれます。
これから電話回線を引こうと考えている方は、それぞれの仕組みを知って選ぶのがおすすめです。
弊社は数多くの通信工事を手掛けておりますので、電話回線に関するご質問は、お気軽にお問い合わせください。