電話回線を利用するのにコンセントは必要?
2022/02/01
電話回線を利用するにあたって、コンセントは必要なのでしょうか。
今回は、コンセントが必要な電話回線と、そうでない電話回線についてご紹介します。
電話回線とコンセントの必要性
電話回線とコンセントの必要性は、主に2つに分かれます。
コンセントが必要ないケース
電話を利用するにあたって、電話回線があればコンセントは必要ないのが、アナログ回線電話です。
アナログ回線は最も歴史の長い電話回線で、差込口に電話線を差し込めば通話できるため、電力を必要としません。
そのため、ライフラインが止まっても、かけられる電話として見直されてきましたが、2024年には廃止されるという話も出ています。
場合によってはコンセントが必要なケース
アナログ回線の電話でも、FAXが付いた電話機は、コンセントが必要です。
ただ、電力を必要とするのはFAXのみで、コンセントから電源プラグを抜いたら、ただの電話として機能します。
アナログ回線以外は全てコンセントが必要
今や最も多く利用されている電話回線が、光回線とIP電話で、どちらも利用にはコンセントが必要です。
光回線を使った光電話は、専用の対応機器につなぐことで機能します。
この対応機器は電力によって動きますので、対応機器をコンセントにつないでおかないと、通話そのものができません。
IP電話も同じ要領で、インターネットプロバイダから提供された専用の機器をケーブルで接続することにより、電話が使えます。
どちらも電気がなければ使えないとあって、ライフラインが止まった時のことを考えておく必要があるでしょう。
まとめ
かつては電話を使うにあたってコンセントは必要ありませんでしたが、通信手段が変わるにつれて電力が必要になり、今やコンセントは必須となっています。
これからは、電話回線とコンセントはセットと考えておくといいですね。
弊社は通信工事と電気工事のどちらも行っておりますので、合わせてご相談ください。