太陽光パネルの種類とは?

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コラム

太陽光パネルの種類とは?

2021/08/22

太陽光発電に欠かせない太陽光パネルには、いくつか種類があります。
そこで今回は、太陽光パネルの種類について見ていきましょう。

太陽光パネルの種類と特徴

太陽光パネルは2種類の素材に分かれ、それぞれに特徴があります。

シリコン系

シリコン系は家庭用の太陽光パネルとして最も多く使われており、変換効率に優れているのが特徴です。
変換効率とは、太陽光を電力に変える能力のことで、変換効率が高いほど多くの電力を作れます。
シリコン系の太陽光パネルは、単結晶シリコンと多結晶シリコンの2種類があり、単結晶シリコンは変換効率が高いだけに、値段も高めです。
多結晶シリコンは、変換効率の面では単結晶シリコンよりも劣りますが、1枚当たりのパネルの値段が安いというメリットがあります。
たくさんの太陽光パネルを設置できるのであれば、より多くの発電量が見込めます。

化合物系

化合物系はCISとも呼ばれ、化合物半導体からできています。
CISのCは銅、Iはインジウム、Sはセレンで、これら3つの元素を組み合わせてつくられたものが化合物半導体です。
化合物半導体の太陽光パネルの特徴は、何といっても光を吸収しやすいことです。
太陽光をしっかりと吸収し、電力へと変換します。
また、高温になると発電効率が落ちてしまう太陽光パネルの難点を解消した、熱に対する強さも特徴です。
変換効率はやや低めですが、太陽光パネルの中では値段が比較的安いことから導入しやすいと言えるでしょう。

まとめ

太陽光パネルは素材によって2種類に分類され、それぞれに特徴があります。
変換効率や発電効率で選ぶか、それとも導入コストを優先させるかで、適した太陽光パネルが変わってきますね。
弊社は太陽光発電工事も数多く手掛けておりますので、導入をお考えの際は弊社にお気軽にお問い合わせください。